グッバイ・レーニン

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旧東ドイツ時代に昏睡状態になった共産主義の母親が東西ドイツ統合後に目覚める。余命いくばくもない母にショックを与えないようにと息子があの手この手で「ここは共産主義の東ドイツ」だと思わせるために奔走する

色んな要素を感じた映画でした。
偽のニュース番組を自作して見せたりわざとダサい服装して母に嘘をつく展開はコメディーっぽいんですが、旧東ドイツの共産主義的思想や文化、ベルリンの壁が崩壊した時の若者たちの変化などはドキュメンタリータッチでしたし、両親の物語や息子たちの恋愛劇はヒューマンドラマのテイストもあって。
それをただゴチャゴチャに混ぜた印象はなく、自然に融合して一つのまとまったテーマ、共産主義から資本主義への変貌の中のドラマとしてまとめているので一つの時代の境目を垣間見れた気がします。

自分だったらどうするだろう?
大切な人がショックを受けないようにと現実をシャッタアウトして虚構の世界を作ってそこにかくまうだろうか?でも信じていた世界が目の前から消滅し、あまりに違う世界がいきなり現れることを正直に全部言えるだろうか?
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by mobeer | 2005-06-29 13:57 | VTR&DVD
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