メリンダとメリンダ

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ウッディアレン監督作品の最新上映作品、観てきました。
メリンダという一人の女性の物語を「悲劇」化する観点と「喜劇」化する観点から二つのストーリー交互に展開していきます。

悲劇バージョンと喜劇バージョンで周りのキャスティングは違っているのですが、メリンダ本人のみはラダミッチェルが一人二役で演じています。が、これが素晴らしい☆
メイクや髪型、演じ方を変えるだけでまるで別人に見えました。正直最初は違う女優さんかと思ったくらいです。

自暴自棄になってネガティブ思考に陥ったヒロインがたどる悲劇と、明るくハツラツとしていて前向きなヒロインの喜劇、当然ウッディアレンの得意分野「喜劇」的物語の方が彼らしさがうまく出ていたように感じました。特に喜劇バージョンのウィルフェレルはまさにいつものウッディアレン!監督自身も「若ければ自分の役」と言っていましたが今回はさすがに自分の年齢と設定に無理を感じて監督に専念したのでしょう。そしてそのフェレルが最後に一番おいしい思いをするというのも相変わらずの展開、思わず笑ってしまいます。

悲劇と喜劇、相反する二つの要素を同時進行させるという画期的なアイデアの映画でしたが、反面「ウッディアレンの真骨頂」というパンチが弱かった作品だったような気もしました。
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by mobeer | 2005-07-29 18:05 | 映画
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