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c0067229_2132073.jpgウッディアレン監督の最新劇場公開作ですが、毎度ながら彼の作品が日本に入ってくるのは数年遅れ、ファンの頭を悩ますこの時差は何なんでしょう!?いつも思います。2003年のヴェネチア映画祭の上映作品です(汗)

ともあれ待ちわびているファンにはたまらない至福の時間でした。いつものパターンやネタを踏襲しながら今作の大きな特徴は二つありました。

アニーホールの現代版といわれ「若者が主役」
しかもどう見てもウッディアレンの若い頃を連想させる若者とどう見ても現在のウッディアレンという老人が対話し師弟関係のようになっているのを見ると、今の彼が昔の彼に物申しているようでおもしろいです。

もう一点は、9.11同時テロ後に作られた為か自己防衛やナチへの被害妄想がいつもよりさらに強い。なんとあのウッディアレンがあんな行動を!というシーンはファンは見たことない驚きを感じるはずです。あのテロがニューヨーカーに与えた心理的プレッシャーの大きさを物語っているようでした。

そしていつも変わらないのがやっぱり「シュールでシニカル、でもコミカルで最後はハッピー」っていう彼の作品の持つ魅力です。僕は「素晴らしい」の一言です。

今までの長いキャリアの中で絶対どんなことがあってもNYを離れなかった彼ですが、次回作からはイギリスロケだそうです(スカーレットヨハンソン主演の2作が公開待)
アメリカ映画界に嫌気がさして去ったウッディアレン、御年71才にしても反骨精神を忘れず自分の主張を曲げない姿、また惚れ直しました。彼がNYを離れるのがどんなにつらい決断だったか、ファンの方々なら痛感しますよね
(;_;)
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by mobeer | 2006-01-28 21:33 | 映画
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