カテゴリ:映画( 52 )

マシニスト

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この映画はなんといってもクリスチャンベイルの役作りに尽きるんじゃないでしょうか!?
内容的には割と普通のサイコサスペンスというか、なんといなく読めてくる展開というか「ファイトクラブ」に近いものを感じる作り方で、365日眠れない男の謎と苦悩を説いていく展開ですが、CGなしのクリスチャンベイルのあの体(ガイコツです)がスクリーンに映るといやがおうにも凄まじさや悲惨さ、苦悩がアナログ的に一直線に突き刺さります。本当に強烈です。
普段のクリスチャンベイルを知っている方ならあの体作りがどれだけ過酷で命を賭けたものなのかが痛感できると思います。今までにも役作りのために体重の増減をした俳優はたくさんいます。デニーロもトムハンクスもそうです。ただ!ほとんどは「ブヨブヨの太った体⇔締まった良い体」というアプローチです。
今回のクリスチャンベイルは「超締まった良い体⇔ガイコツみたいに死にそうな体」で30kg落とした点が他と違います。何でもかんでもデジタルで出来ない事はないとばかりにCGで表現される昨今、この超アナログ的な挑戦、クリスチャンベイルの役者魂がビンビン響いてくる映画です。
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by mobeer | 2005-02-26 16:50 | 映画

君に読む物語

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感動しました!!(;_;)
ここ最近純愛映画がお盛んで「泣ける映画」が横行している風潮は否めないながら見ないで物申すのはいかがなものと思い、なるべく見るようにしている今日この頃、それでも去年の「いま会いにゆきます」同様分かっていても感動してしまいました。

欧米文化・欧米寄りの恋愛物が飽和状態を迎え、韓流ブームを筆頭に日本でも純愛ものがブームになっている。すぐにエッチしてしまうハリウット映画もどうかと思うが、キスすらなかなかしない純愛映画も少し違和感がある。でもなんとなく感情移入できるしそこに純粋さ・一途さを感じてしまうし、今までの何でもありの日本の安っぽいテレビドラマよりかは見ていて気持ちが良い。

きみ読む」の最大の魅力はそういった純愛というテーマが若い男女という範囲にとどまっていない点だ。身分や立場の違いを乗り越えてお互いの気持ちにまっすぐに相手と向き合う、という従来よくあった純愛映画とは違い、年老いてアルツハイマーになって相手が誰かも分からない、そんな過酷な状況で人は純粋に人を愛せるのか?というもう一つの純愛が展開するのが秀逸だ。
人を心から愛するのはただ美しいだけではない、現実には色んな障害があったりケンカをしたり憎んだりもする、それでも人を愛するのはそれでもその人が好きだから。
人を愛する事の大切さとつらさ、そしてそこに生まれる奇跡を信じさせてくれる映画でした。
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by mobeer | 2005-02-26 16:17 | 映画