カテゴリ:VTR&DVD( 24 )

カイロの紫のバラ

c0067229_1026188.jpg
熱心に映画館に通いつめるウェイトレスに、ある日スクリーンの中から映画の主人公が語りかけてきた。銀幕を飛び出し、現実世界へ降り立ったその主人公は、ウェイトレスを連れて劇場を後にする。大慌ての興行者たちをよそに、2人の仲は進展していく。そして、主人公を演じた本物のスターが現れた事によって自体はますます混乱を極めていく。ドタバタコメディーあり、ほろっとさせる悲しい感動あり、でも最後には切なく素敵なエンディングが・・・



ウッディアレン映画の中で順番のつけられないトップ3作品(他はアニーホール・ブロードウェイと銃弾)のうちの一つ、カイロの紫のバラです。1985年の作品なので僕はこの作品を見たのはだいぶ後になってビデオで見たのですが、初めて見た時「こんな素晴らしい映画があったのか!?」と感動したものでした。
重くならない様に随所に笑いを取り入れながら相変わらずの強烈な皮肉がたっぷり込められているのは定石ですが、この作品では「映画って素晴らしい」というオマージュが込められています。理想的で全てが夢のようなモノクロームの映画の世界と裏切りや嘘のある厳しい現実をカラーで表現しその狭間で揺れる主人公(ミアファロー)の心情を描き、ラストシーンで「その事件で成長した彼女の表情」にウッディーアレンの映画に対するメッセージが込められています。それがなんとも素晴らしくジーンとします
(;_;)
何度見たか分かりませんが毎回感動してしまいます。未見の方ぜひご覧あれ!!
[PR]
by mobeer | 2005-06-27 10:53 | VTR&DVD

スパニッシュプリズナー

c0067229_17313681.jpg
スパニッシュプリズナー
1997年/アメリカ映画

騙す人、騙される人、複雑に絡み合う詐欺のテクニック。一つの謎が解かれる時、全ての罠は連鎖的に崩壊する。

都内での単館上映だった気がしますが、劇場で見た当時はホントに衝撃でした。何でこんなおもしろい映画が小さく扱われているのか!?
誰が犯人!?どういう事!?何でこうなるの!?こいつも共犯!?誰が仲間!?誰が敵!?何がホントで何が嘘!?
という先の読めない詐欺による騙し騙され系のサスペンスです。


映画を見た数年後レンタルビデオに行くと見当たらず、店員に聞くと「もう当店では置いてません」人気がなくてどこかへ流されたのでしょうか・・・(;_;)このままでは一生見れなくなってしまう!と思ってAmazon.comのマーケットプレイス(中古ビデオの個人売買)で手に入れました。なので今はもうレンタルで置いてあるかないか分かりませんが姿を見たらぜひ借りてやって下さい。どんでん返し系が好きな方、絶対に損はさせません。

ちなみに監督・脚本はデビットマメットといい(人形使いのお笑い芸人ではありません)なんとあの「アンタッチャブル」(ブライアンデパルマ監督)の脚本を書いた人です。
[PR]
by mobeer | 2005-06-01 17:55 | VTR&DVD

世界中がアイラブユー

c0067229_16303853.jpg
先日「さよなら、さよならハリウッド」を見てその後「クローサー」を見たのでそのつながりで僕の大好きな「世界中がアイラブユー」を紹介します。

ウッディアレンの1996年の作品で、作風は今現在の彼の作風に似ている作品になります。お約束のユダヤ・ナチ・精神分析医・離婚・若い美人な彼女・自分はクリエイティブな仕事をしてる、というネタが揃っています。

この作品の他との違いは、軽いミュージカル仕立て、という点ですが、こってこてのミュージカルではないのでその手の作品が苦手な人でも笑いながら楽しめると思います。そしてもう一点は、超豪華キャスト!!
ウッディアレン・ゴールディーホーン・ジュリアロバーツ・ナタリーポートマン・ドリューバリモア・ティムロス・アランアルダ・エドワードノートン・トビーマグワイアー
一体何本映画が作れるでしょう!?ってくらいの豪華な顔ぶれじゃありませんか!!
(@_@)
このキャストでドタバタコメディーを作るんだからウッディアレンの本領発揮、魅力全開です。
今まで何度見たか数え切れない映画、ちょっと明るい気分になりたい時、ちょっと落ち込んだ時に見る作品です。必ず元気もらえマス☆
[PR]
by mobeer | 2005-05-28 16:43 | VTR&DVD

メメント

c0067229_12422983.jpg
メメント
出演: ガイ・ピアース,
キャリー=アン・モス, その他
監督: クリストファー・ノーラン


かなり話題になった映画でしたがずっと機会を逃して未見のままだったのですがようやくありつけました。
脳の障害で自分の記憶が10分程度しか持たない男がレイプされ殺された妻の復讐に犯人探しをする物語です。
ストーリー自体はよもすればありきたりなのですが、時間軸を巧みに使ってプロットを複雑に組み立てているため、ある意味分かりづらいのですが最後に衝撃の真実が!
記憶が残らない主人公の性質と現在から過去に戻っていくプロットが絶妙な展開を可能にした奇作です。
正直僕は1回目見た時はいまいち分からない所が多く、DVDに特典で入っていたリバースバージョンで完璧に把握できました。
[PR]
by mobeer | 2005-05-24 12:49 | VTR&DVD

アイデンティティー

c0067229_10475935.jpg
豪雨のために交通が遮断され、さびれたモーテルに泊まることになった10人の男女、まもなくその中の一人が行方不明になり、その頭部が乾燥機の中で発見される。犯人は誰なのか? その目的は? 謎の犯人は殺人を続けていく。監督は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド

出演:ジョン・キューザック、レイ・リオッタ、アマンダ・ピート
2003年アメリカ映画/1時間30分

全くノーマークだったんですが意外に面白かったです。ネタバレするとまずいんでその辺伏せておきますが、よくある連続殺人もの、普通のサスペンスとは一味違った展開でした。見ていく中で分かってしまうネタもいくつかありますが、僕は騙された部分もあり、どうなるんだろう!?という興奮を感じて見れたのでそれなりに良かったと思いました。
[PR]
by mobeer | 2005-05-18 10:57 | VTR&DVD

マッチスティックメン

c0067229_956814.jpg
何度も見た大好きな作品です。リドリースコット監督というと僕の中では「エイリアン」と「グラディエイター」のイメージが強く、アクション系の大作を撮ってるイメージだったんですが、この映画でそれが一変しました。

潔癖症の天才詐欺師が離婚した前妻との間の娘と出会い父親としての自覚に目覚めながら大きな詐欺に身を投じ二転三転事態は急展開する内容ですが、ラストのドンデン返しはキャッチフレーズ通りにまんまと騙されました。完全に降参です。
興味をそそってストーリーにググッと引き込まれる展開で気付かぬうちに見ている方が騙されます。ネタが分かっていてもまた騙されたくて何度も見てしまいます。
またラストもニコラスケイジが不幸のどん底までいったながらも、全く違った人生で幸せを見つける、という心温まる終わり方で後味もすっきり良いものでした。
やっぱニコラスケイジはちょっとキワモノやらせるとホント良い味出しますね~。天才詐欺師で超潔癖症、広場恐怖症でよく発作が起きる、過呼吸になる、あのへんの演技は最高でした。
未見の方は是非!!
[PR]
by mobeer | 2005-05-16 10:13 | VTR&DVD

アダプテイション

c0067229_1071746.jpg
カウフマン&スパイクジョーンズというマルコビッチの穴コンビの奇作です。
マルコビッチの穴をある意味越えてる奇想天外さ、正直最初の方は「訳分からん!?」って感じもありますが、それでもガンガン引き込んでいって好奇心をそそって離しません。

脚本の執筆に悩むチャーリーカウフマン(ニコラズケイジが不細工に好演)と、同じく脚本を書く性格が正反対の弟ドナルドカウフマン(ニコラスケイジ二役)、蘭にとりつかれた園芸家と彼を取材するジャーナリストの間で物語りは進行しますが、フィクションなのか現実なのか、マルコビッチの穴の製作現場が出てきたりして、どこまでが虚構でどこまでが現実なのか、だんだんその境界線が分からなくなっていくそのドキドキ感が僕はすごくスリルを感じで興奮しました。主人公はカウフマン本人なのですがどこまでが本当の彼なのか、徹底的に自己嫌悪して人間不信な人物として描いてるその手法は日本の文豪・太宰治に通じるものを感じました。

好き嫌いが分かれる映画かもしれませんが僕はこのコンビ、次回作も楽しみにしています☆
[PR]
by mobeer | 2005-05-09 10:23 | VTR&DVD

GO NOW

c0067229_17413775.jpg
僕の大好きなマイケルウィンターボトム監督のデビュー作です。確かテレビ用に作って映画になったと記憶しています。映画のデビュー作は「バタフライキス」です。
彼の作品を最初に見たのは「日陰の二人」で、その映画に感銘を受けむさぼるように彼の作品にはまりましたが、当時世に出たばかりで作品は数本しかなかったんですよね。最近ちょっと作風が変わったような気がしますが、僕がはまった初期ウィンターボトムの作品はカメラに独特のフィルターをかけて作品全編に統一された色調とイメージを持たせ、その映画のストーリに独特の雰囲気を作る技法に僕は心酔してしまいました。
「GO NOW」はロバートカーライル主演で、いかにもイギリスという雰囲気の中、奇病による悲劇とその中での男女の愛をユーモアを交えて描かれています。脚本が面白くて笑ってしまう場面もあるのですが本筋としてはシリアスで悲しく切ない物語です。
絶望的な状況での二人の愛に感動した作品でした。
[PR]
by mobeer | 2005-03-19 18:04 | VTR&DVD

ことの終わり

c0067229_10522269.jpg
レイフファインズとジュリアンムーア主演で、劇場で見てDVDも買ってしまった大好きな映画です。とにかく悲しくて切ない愛の物語で、同時に謎めいた展開というか、どういう事!?と興味を引きながらストーリーが展開するので最後まで引き込まれてしまいます。
主演の二人とも大人の色気たっぷりでとっても艶っぽい、そしてとにかく切ない!(>_<)
先日見た「きみ読む」もそうですが、どんなに切なくてもつらくても苦しくても、人を愛する力はそれを凌駕するし、だからこそ美しい!と思います。
[PR]
by mobeer | 2005-03-08 11:03 | VTR&DVD

オープンユアアイズ

c0067229_9582513.jpg
最初にこの映画をレンタルで借りて見た時は衝撃でした。こんなすごい作品をレンタルビデオになるまで知らなかったなんて!と、映画のチェックが甘かったのを痛感したくらい惚れました。アレハンドロ・アメナバール監督もこの作品で知りましたし、ペネロペクルスも然り、これを見た後スペイン映画にはまりました(汗)
最後の最後まで謎めくスト-リーや全く先の読めない展開、幾重にも重なるプロットは見ている者の興味を鷲掴みにして離しませんでしたし、カメラワークというか構図や絵的なものも素晴らしく、僕はこの作品から非常に強いインスピレイションを受け以後の仕事に良い影響を与えてくれました。なのでリメイクされた「ヴァニラスカイ」を見た時はその悲惨さに目も当てられなかったですね(涙)
やっぱ映画は題材だけじゃなく監督の手腕が一番、と痛感。
[PR]
by mobeer | 2005-03-07 10:15 | VTR&DVD