第二次世界大戦末期のヒトラーが自殺する最後の12日間を彼の秘書の視点で描いた作品です。ヒトラーという人物の最期の日々だけに、敗色濃厚の滅びゆく帝国の苦悩が色濃く出ています。色々知らなかった事実を知れて、歴史的にも勉強になりました。 ヒトラーに忠誠を誓う部下ゲッベルス(あの有名な「ハイル・ヒトラー!!」という言葉を作った人)が最後にヒトラーの後を追って一家心中するんですが、子供たちを一人ひとり殺していくシーンはたまらなく切ないしつらいです。ヒトラーの為にわが子を殺す母親、ナチスに対する忠誠心というか狂信的なまでの傾倒ですよね。 またこの作品ではヒトラーの陰の部分だけではなく、人間的な明の部分も描かれ穏やかで気遣いのある一面が描かれているのですが、これが「ヒトラーを善人化している!」と批判を浴びたようです。
by mobeer
| 2005-09-09 12:50
| 映画
|
カテゴリ
好きな監督
■ウッディアレン
■マイケルウィンターボトム ■ブライアンデパルマ ■アンドリューニコル ■ウォンカーウェイ 【リンク】 或る日の出来事 映画で癒し生活 ひよこのなんてことない日々 It's a wonderful life Saturday in the park 一家争鳴 お気に入りブログ
まいにち酒飲み : Keep a dia... the borderland ★miyack.blog... 感じる心・・・ ☆りるわこのシアワセ綴り☆ 七月のうさぎ(休止中) cinemaな夜に Cinema Night 紅玉の甘い戯言 最新の記事
以前の記事
2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||